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そして物語は動き出す……






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『繭』

レキが繭の中のラッカに語りかけるタイミングは、考えてみると結構シビアだと思います。
13話のあの回想の場面では廊下に倒れたポールが転がっていた(おそらくショータとダイが慌てて逃げる時に倒した)ので、レキが繭の中のラッカに話しかけたのは、カナ「掃除掃除」クウ「いじわるーっ」の後で、かつ、みんなで掃除する前という事になります。そうすると、その短い間にレキが一人で繭の部屋に居る状態がなければならない。というわけで今回の漫画を思いつきました。漫画で描いたようだとレキはなんとなく確信犯っぽく見えますが、実際はぼんやり待っている間にふと思いついて語りかけたのではないかと思います。
(実は漫画でもそのようにふと思いついて語りかけたように描いたつもりが、描き終わった後で通して読んでみたら確信犯であるかのようにも読めてしまうので注釈しておきます(汗))

あの場面は日記と合わせて最高に切なかったです。
ラッカは意を決して扉に進む時、一度後ろを振り返りますが、あれはレキの日記を見たのか、それともクラモリを見たのか…… 多分両方だと思います。あの時、クラモリがそっとラッカの背を押したような気がします。


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