3匹が行く


『三匹が行く』

「アルテナより
最近クロエが私にまた甘えてきて
困っています。この間も寝る前に
お話をせがむので、しかたなく
おでこにチューをしてあげました。
もう子供ではないのだから甘えて
はいけないと思うのですが。
つとめから帰るたびに思いっきり
飛びつかれては身がもちません。
ちゃんと叱らねばと思うけど、
クロエの笑顔を見るとついつい頬が
ゆるんでしまいます。
どうしたらいいでしょうか?」
ボルヌ「……」
マレンヌ「……」



本編に、窓越しにアルテナが手紙を書くのが写るシーンと、
アルテナが手紙をロウソクの炎で燃やすシーンがありましたね。
あの二つの手紙、もちろん内容は類推できるのですが、
実はこんな内容だったらいいな、と思いました。
ボルヌとマレンヌには、
さんざん「親ばか」とか「のろけ」とからかわれているんでしょう。


付録でつけているミニの三人。
アルテナは、若いころはおとなしい(今でもか?)少女だったでしょうから、
元気一杯なボルヌとマレンヌに先導されひっぱりまわされていたんでしょう。
案外今も実はそうだったりして。

いくよっアルテナ!





ボルヌ「アルテナ、グラン・ルトゥールですよ!」
マレンヌ「さあ、一緒に! 片手は腰に当てて、 さあ!」
アルテナ「ぐ…」
マレンヌ「声が小さい!」
アルテナ「ぐ、ぐらん…」
ボルヌ「ではいきますよ、いいですね?
では…

ぐらんるとぅ〜る!

かくてグラル・ルトゥール計画は始まった……(嘘


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