今日は善き日です。
コルシカの娘と夕叢霧香が荘園に遊びに来ました。
若い者同士に任せ、私達はこっそり柱の影から様子を伺うことにしましょう。



ミレイユと霧香、クロエとキリカの四人は荘園の色々な場所を一緒に散歩する。

霧香「この闘技場もなつかしいね…」(ほや〜)
キリカ「わたしはなつかしくないけどな…」(ちょっと緊張しているので強がり)
ミレイユ「そーいえばあんた、ここで私の美しい顔、女の命をよくも蹴ってくれたわね」(適当に上機嫌&何となく絡みたい気分)
クロエ「あ、あの時は… ごめんなさい(ペコリ」(今はキリカがいるので余裕)
ミレイユ「あら?意外に素直じゃない。まあいいわ、許してあげる」
霧香「ミレイユ…(嬉」
クロエ「でも武器が銃とナイフであっても私が優勢でした。素手ならなおさら蹴りもある私のほうが強いでしょうね」(意外に負けん気)
ミレイユ「なにぃ!? …フッ、確かに立ち技ならわからないわ。でもね…寝技なら確実にあたしに分があるわ!」
クロエ「っ!」
ミレイユ「ベッドで霧香をメロメロにしたコルシカ流柔術の連撃…味わってみる?(ニヤッ」
クロエ「い、いえ、それは…」(ガクガクブルブル)
キリカ「試合はいくらしても試合…実戦ではない…」
ミレイユ「っ!」
キリカ「わたしは知っている…パリであなたは霧香に実戦してはいなかった…いつも試合だった…」
ミレイユ「…ッ…ッ!!」

そろそろですかね。
「これ、コルシカの娘。アルテナがあなたにお話があるそうです。あなただけこちらへ来なさい」
ミレイユ「え? アルテナが私に? 何かしら…」

霧香「キリカ、実戦て何?」
キリカ「それは…」
霧香「キリカはクロエと実戦してるの?」
キリカ「シテマセン…」
霧香「キリカはクロエと実戦したいの?」
キリカ「はう…」
クロエ「わ、わたしはしたいです!」(混乱&暴走)
霧香&キリカ「………(赤面」(ククロエははっきり言い過ぎぎ…)


一方その頃、アルテナの部屋では…


マレンヌ「今日のアルテナはとても楽しそうですね。どうしたのでしょう?」

「それはねマレンヌ、アルテナのああいうノリには荘園広しと言えども誰もついていけない…
 ボケやギャグ、ネタを放置される事はとてもつらい…
 それを分かってあげられて、そしてついていってウマいツッコミを返せるのは、
 同じように放置の苦しみを幼い頃から味わってきたコルシカの娘にしかできないことなのですよ」

マレンヌ「ノリっていうか、すでに何か別の生き物…そう、猫でありながら猫でない生き物のような気さえしますが…
  まあそれはいいとして、なるほど。それでアルテナはあんなにはしゃいでいるのですね。
 でもあなたならアルテナのアレについていく事もできるのではなくて?」

「私にだってできません。
 コルシカの娘に髪型がなんとなく似てる気がするという理由なだけでよくネタの実験台にされるのですが…
 私がツッコミを返すとそのつど弾丸がアルテナの袖の下から飛んでくるのはなぜでしょうか?」

マレンヌ「それだけは仕様ですボルヌ」


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