『夕食前は葡萄味』




食事前の祈りを捧げた後 キリカはスプーンに手を伸ばす

クロエ
キリカ
クロエ
キリカ
クロエ
キリカ
クロエ
キリカ
クロエ
キリカ
クロエ
キリカ
『キリカの手 小さくて柔らかかった』
「・・・・・・」(平静を装いスプーンを掴む しかしほのかに頬は染まっている)
『抱きしめた時 良い香りがしたなぁ・・』
「・・・・・・・・・」(一瞬 手が止まるがなんとか耐え スープを飲む)
『キリカのくちびるやわ・・』
「・・クロエ」
「はい」
「・・・パンを取って欲しいんだけど・・」
「分かりました はい どうぞ」(一つ取り 手渡す)
「・・ありがとう」(顔を赤らめながら受け取ったパンを食べる)
『・・・今 キスをしたらパンの味がするのでしょうか?』
「・・・・・・・・・・・・」( 撃 沈 )

以上一緒に食事をしているアルテナ達の困惑ぎみな視線に見守られながら
ノックアウトされてしまうキリカさんでした。





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歩さんよりSS『夕食前は葡萄味』を頂きました。
サトラレているクロエのお話です。以前私が描いた「サトラレクロエ」 とネタ繋がりです。
葡萄味……何が夕食前は葡萄味なのでしょうか? ……やはりナニなのでしょうか?(笑
周りのアルテナ達の困惑ぎみな視線も良いですね。自分を慕うクロエの気持ちを皆に
バレバレにされ、そしてその皆に看取られてキリカはつつがなく撃沈(笑
やはりサトラレクロエを放置しておくのは荘園にとってはキケン極まりない事なのでしょうか。
歩さん、このたびは微笑ましいSSを贈って頂き、どうもありがとうございました。
挿絵を只今製作中です。


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