p.NOIR




第1話「黒き手の処女」

 山あいのとある平和な村が突如戦火に見舞われる。
 家族を殺された少女アルテナは自ら銃を取って兵士を殺し荒野に逃げ去る。


第2話「日々の糧」

 荒野を一人彷徨う少女アルテナ。
 廃墟や砂漠にわずかに点在する緑で水と食べ物を得る。


第3話「暗殺遊戯」

 人間の命は脆く儚い。
 殺して奪うのは日々の糧を得るのに容易であると気づく少女。
 

第4話「波の音」

 荒野を何ヶ月も彷徨った少女アルテナはついに海に出た。
 初めて見る海に驚く少女は、砂浜におりその裸足を波で濡らす。


第5話「レ・ソルダ」

 少女アルテナは組織ソルダと出会う。
 アルテナはソルダに正式に入る。


第6話「迷い猫」

 暗殺者としての才能を見出され、荘園に送られる少女アルテナ。
 閉ざされた心の少女をそこでまず待っていたのは足許にすり寄ってくる人懐っこい猫であった。


第7話「運命の黒い糸」

 金の髪の少女マレンヌ、銀の髪の少女ボルヌ、銅の髪のアルテナ。
 三人の少女達は運命的な出会いを果たす。


第8話「イントッカービレacteJ」

 侵すべからざるもの、イントッカービレ。
 荘園七不思議の一つ、開かずの間「拷問部屋」に少女達は挑戦する。


第9話「イントッカービレacteK」

 侵すべからざるもの、イントッカービレ。
 荘園七不思議の二つめ、「司祭長の私室」に少女達は挑戦する。
 

第10話「真のノワール」
 
 愛で人を殺せるのなら、憎しみで人を救えもするだろう。
 世界は業苦に満ちている。しかしノワールは闇にありて嘆きの子らを護り、戦う。
 原初ソルダの思想を知ったアルテナは、自らを殉じるに値する使命を見出す。


第11話「月下之茶宴」

 静かな満月の夜。ボルヌとマレンヌとアルテナはこっそりテラスに集まる。
 ケーキと紅茶を持ち寄った三人は秘密のお茶会を開く。


第12話「刺客行」

 アルテナ達三人は初めてつとめを与えられる。
 三人は刺客として共につとめの遂行に向かう。


第13話「遅刻の季節」

 時はさかのぼる事数年、少女アルテナが荘園に来てほどなくの冬。
 朝寝坊の少女達に課せられる試練とは……?


第14話「アルテナに花束を」

 次第に暗殺者として頭角を現すようになったアルテナ。
 アルテナは強く美しいと荘園内外でモテモテ。ただし同性に。


第15話「冷眼殺手acteJ」

 とあるつとめの為、中国に渡るアルテナ達。
 そこでアルテナは暗殺を生業とするライ家の一人娘と戦う。


第16話「冷眼殺手acteK」

 アルテナは彼女との決着をつけられないまま撤退する事になった。
 再戦を約す二人。「握手はしない。決着がつくまでは。……毒もあるし」
 

第17話「荘園に還る」

 荘園、ここにこそ私の求めるものがある。私は還ってきたのだ、自らのふるさとに。
 アルテナは荘園とそこで一緒に住む仲間達に自分の渇望するふるさとと家族を見出す。


第18話「私の闇」

 闇の中を進む自分の中の闇。
 アルテナは自分の心の奥底に潜む世界への憎しみに葛藤する。


第19話「ソルダの両手」

 ソルダ筆頭の暗殺者として方々で活躍する三人で一つのユニット、アルテナ、マレンヌ、ボルヌ。
 裏社会ではノワールの再来ともささやかれるようになる。


第20話「罪の中の罪」

 アルテナはいつしか死を司ると恐れられるようになる。
 幾多のつとめを遂行し、罪の中の罪を重ね続けるアルテナ。


第21話「無明の朝」

 荘園での束の間の安らぎのひと時。沈まぬ日もなければ明けぬ夜もない。 
 アルテナはボルヌ、マレンヌと共に眠れぬ一夜をそれぞれの想いを語り合いつつ過ごす。


第22話「旅路の果て」

 司祭長の祝福を受けた真のノワールの苗木候補の幼子達が荘園に集められる。
 幼子達の教育に当たるアルテナ達。そこでアルテナは幼子クロエと夕叢霧香を見出す。


第23話「残花無情」

 苗木候補の一人をその子に持つ、ソルダ傘下のコルシカマフィアの頭領ブーケ家。
 子供をソルダに差し出そうとしないブーケ家の説得に当たるべく、アルテナ達は自らコルシカに赴く。


第24話「暗黒回帰」

 夕暮れの聖堂でアルテナは夕叢霧香に銃を渡す。
 クロエをそのお供につけ、アルテナは二人を初めてのつとめに送り出す。


第25話「業火の淵」

 コルシカに銃声が轟く。


第26話「誕生」

 罪を為す者、罪に憧れる者、罪を恐れる者。ここに三本の苗木が誕生する。
 アルテナはボルヌ、マレンヌと共にノワール復活の使命に殉じる事を誓い合う。
 こうして運命の歯車は少しづつ回り始めた……






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『p.NOIR』

プレ・ノワール。
アニメNOIR本編の始まる以前の過去の物語を本編のタイトルに沿って妄想してみました。
信憑性は全くありません(笑
ただNOIRは「同じようなシチュエーションで感情・キャラが違う」といった対構造がよく見受けられるので、
本編であるシチュをキャラやその場の感情を入れ替えで見てみたいなあと。
月下之茶宴をするうら若き乙女達ボルヌ、マレンヌ、アルテナとか、
アルテナに薔薇の花束が手紙付きで贈られてくるとか(ただし同性から)、
などなどをつねづね見たいと思っています(笑
もしNOIRの続編があるのなら、こういうボルヌ、マレンヌ、アルテナの三人が一緒に過ごし成長する
過去編もやってほしいかも。


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