lullaby2


悲しみはいつもそばにいるけれど 
でも なぐさめあうことならできるかもしれない

憎しみは決して消えはしないけれど
でも やわらげあうことならできるかもしれない

だから多分 きっと……



lullaby2






『ララバイ2』


三人の幸せを心から願っています。

以前に絵『ララバイ』 (泣いてるアルテナと抱きしめるクロエ)を描いたのですが、思えばあれが私が公開用に描いた八頭身アルテナ第一号だったりします。そして泣いてるアルテナを描くのもあれが初めてだったり。泣いちゃうアルテナを描くのはなぜかつらくて、描いてる時に感情移入しすぎていつのまにか目に涙がにじんでしまっていたりする私はかなりヤバイ人です(汗 でも、悲しくて泣かれるのはすごくイヤだけど、嬉しくて、喜びに泣くアルテナならいいかなあと思います。むしろ喜びでなら泣いてほしい(笑 以前描いた『ララバイ』はクロエに優しく抱きしめられて思わず涙するアルテナでしたが、今度はもうちょっとさらに前進して、キリカも加わって、キリカにも抱きしめてもらって、涙しながらも幸せ一杯で笑うアルテナ、という情景です。アルテナは気丈に振舞ってはいるけれど、内面はとても繊細で脆いところもあると思うので、アルテナを求めるクロエとキリカに精神的にすごく支えてもらってると思います。三人にはずっと一緒に居てほしいですね。


実は、私はNOIRを観終わった直後は特にアルテナ好きというわけではありませんでした。
その頃ずびしっと心を惹かれたのはクロエでした。そしてクロエが好きな黒キリカさんもすぐに好きになりました。しばらくはクロエ&黒キリカラブだったのですが、クロエ達があの時どんな事を考えていたのかなあ、どんな風に思っていたのかなあと色々思いを馳せていたら、クロエ達の人間性を考えるには、アルテナを抜きにしたら始まらないと思うようになりました。クロエいるところ、キリカいるところ常にアルテナあり。クロエ達の感情行動の動機にも対象にも必ずといっていいほどアルテナが関わってきます。クロエ達をわかるには、アルテナをもわからなければならない。それで今度はアルテナに注目して、様々な場面でのアルテナの内面を考えるようになりました。その頃NOIRの絵も描き始めていて、私は複数人が絡むシチュを描くのが好きなので、クロエとキリカを描くついでに(アルテナ、ごめんなさい(笑))アルテナも描くようになっていました。絵を描く時には感情移入するので、それでさらにアルテナに心を傾けるようになりました。また、その頃何度観たか分からないくらい繰り返し繰り返しNOIRを観ましたが(特に24話(笑))、数多く出てくるアルテナやクロエやキリカの「……」という沈黙で、それぞれの心の内の想いはなんなのだろうなあとよく考えていました。
そうこうしてるうちに、ある日ある時突然、すとん、という感じで、アルテナの内面が急に分かったような気がしました。自分の心に直接来たような感じで。ああ、そういう事だったんだ、そういう風だったのか、と。そしたら、アルテナがどんどんどんどん好きになっていって、気づいたら完全にアルテナモーエになってしまいました。好き、好き、大好き、むしろ愛してる状態に(笑 それで合わせてクロエとキリカも相乗効果でさらに好きになり、荘園萌えな今の私の前身がこの頃出来上がりました(笑 それでしばらくしたら、そういうアルテナをクロエ達に癒してあげてほしい、と願うようになり、それで泣いてるアルテナを抱きしめてあげるクロエ、そして喜びにさらに涙するアルテナのイメージが浮かぶようになりました。それが初めのララバイを描いた経緯です。以後、アルテナやクロエやキリカに萌えて萌えて燃えまくって、今に至ります(笑 今も、アルテナ達の一番の幸せをイメージすると、やっぱりこういう情景になるんですよね。1年以上経ったのに私はちっとも成長していないのかー!?と思ったり。でも、成長していないというよりはむしろ時が経って想いはさらに熟成されたと言ったほうがいいのかもしれません(笑


絵や漫画に戻る

NOIRのコーナーに戻る

トップに戻る