『真の反抗期』
ミレイユの車はエンストで故障。
めでたくクロエとキリカはノワール継承の儀式を受け、ノワールとなる。
ボルヌとマレンヌたちは感涙。
アルテナは地下にクロエとキリカを誘う。
ボルヌ「おお、ついに愛のレクチャーを!?」
マレンヌ「れくちゃー?」
地下、真の式場にて。
アルテナ「さあ、儀式を始めましょう。
この祭壇こそ真の式場。さあ、私を殺して真のノワールとなりなさい」
クロエ&キリカ「……」
キリカ「ヤダ」
アルテナ&クロエ「えっ!?」
アルテナ「そ、そんな事言わずにバーンと…」
キリカ「ヤダ」
アルテナ「そんな事…」
キリカ「ヤダ」
アルテナ「そ…」
キリカ「 ヤ ダ 」
アルテナ&クロエ&キリカ「…………」
アルテナ「なんだとテメエェェッッ!」
アルテナ「私だって苦労したんじゃあ!─(中略)─だから私を殺しなさい!」
キリカ「 う る さ い 黙 れ 」
アルテナ&クロエ「……」
キリカ、アルテナに歩み寄り、アルテナの胸倉をつかむ。
キリカ「愛とか憎しみとか…こちゃごちゃ言ってるんじゃない…
この…… 抱 き 魔 !」
アルテナ&クロエ(だ……だきま?) クロエ(確かにそうかも…)
キリカ「アルテナの気持ち分かるけどでも…そんなの関係ない…
わ た し の た め に 生 き ろ !」(←最近『母の味』を覚えた)
アルテナ&クロエ(す……すっごいわがまま…)
キリカ「具体的には…
もっと胸に抱け。
もっと膝枕をしろ。
もっと腕枕をしろ。
もっと寝物語をしろ。
もっとおやすみのキスをしろ。
もっと一緒に寝ろ。
ずっと一緒にいろ!」
アルテナ&クロエ「……」
キリカ「クロエ、パスだ!」
キリカ、アルテナをクロエに放り投げる。クロエ、飛んできたアルテナを一回転半して抱きとめる。
キリカ「ふう…ふう…」(泣きべそかいている)
アルテナ&クロエ「あ……」
クロエはアルテナをしっかり抱きしめて話さない。
アルテナ「私は…私は……あなたたちに愛されて……」
・・・ハッピーエンド? ハッピーエンド。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こんなラストだったら最高です。
アルテナを癒してあげられるのはクロエとキリカ。
具体的にその色々な要求をする甘えん坊キリカとそれもいいかもと流されてしまうアルテナを希望します。
キリカ「次はうでまくら……」(ひざまくらをされながら)
アルテナ「……はい」
漫画バージョンはこちらです。『真の反抗期』
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