『真の反抗期』




ミレイユの車はエンストで故障。
めでたくクロエとキリカはノワール継承の儀式を受け、ノワールとなる。
ボルヌとマレンヌたちは感涙。
アルテナは地下にクロエとキリカを誘う。

ボルヌ
マレンヌ
「おお、ついに愛のレクチャーを!?」
「れくちゃー?」


地下、真の式場にて。

アルテナ


クロエ&キリカ
「さあ、儀式を始めましょう。
 この祭壇こそ真の式場。
 さあ、私を殺して真のノワールとなりなさい」
「…………」

1

アルテナ
キリカ
アルテナ
キリカ
アルテナ
キリカ
三人
アルテナ



キリカ
アルテナ&クロエ
「そ、そんな事言わずにバーンと……」
「ヤダ」
「そんな事……」 
「ヤダ」
「そ……」 
「ヤダ」
「…………」
「なんだとテメエェェッッ!」
「私だって苦労したのです!
 ─(中略)─ 
 だから私を殺しなさい!」
「うるさい黙れ」
「…………」

キリカはアルテナに歩み寄り、アルテナの胸倉をつかむ。

2

アルテナ&クロエ
クロエ
キリカ
(だ……だきま?)
(確かにそうかも……)
「アルテナの気持ち分かるけどでも……
 そんなの関係ない……」

3

(↑最近『母の味』を覚えた)

キリカ







アルテナ&クロエ
キリカ
「具体的には……
 もっと胸に抱け。
 もっと膝枕をしろ。
 もっと腕枕をしろ。
 もっと寝物語をしろ。
 もっとおやすみのキスをしろ。
 もっと一緒に寝ろ。
 ずっと一緒にいろ!」
「…………」
「クロエ、パスだ!」


キリカ、アルテナをクロエに放り投げる。
クロエ、飛んできたアルテナを一回転半して抱きとめる。

キリカ
アルテナ&クロエ
「ふう……ふう……」(泣きべそをかいている)
「あ……」

クロエはアルテナをしっかり抱きしめて話さない。

アルテナ
「私は、私は……あなたたちに愛されて……」

……ハッピーエンド? ハッピーエンド。




後日、荘園の木陰にて。

4

クロエ
アルテナ
「次、次は私の番です!」
「ふっ……」

交互にアルテナに甘えるクロエとキリカ。
戸惑いつつも二人に身を預けさせるアルテナ。

そうこうしているうちに二人は両側からもたれかかる。
アルテナは二人に腕を回して抱き寄せる。
心地よいぬくもりが自分を押し包むのを感じるアルテナ。

アルテナ
クロエ
アルテナ
(この子たちのために生きる……それもいいかもしれない)
「次はアルテナの番です♪」(自分の膝をぽんぽん)
「うっ……」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんなラストだったら最高です。
アルテナを癒してあげられるのはクロエとキリカ。
具体的にその色々な要求をする甘えん坊キリカと、
それもいいかもと流されてしまうアルテナを希望します。

ネタSSのみの旧バージョンはこちらです。『真の反抗期』


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