『おねだり』 荘園の夜。 風邪が直ったアルテナはクロエを自分の部屋に呼び、 ベッドの端に腰掛けるクロエとなにくれとなく話す。 しばらくしてクロエはアルテナが眠いだろうと気遣い、 部屋を辞そうとする。 クロエ アルテナ クロエ アルテナ 「アルテナ、今日は疲れたのではありませんか？ 　わたしはもう自分の部屋に戻ろうと思います。 　アルテナももう休んでください」 「……そうですね」 「おやすみなさいアルテナ」 「おやすみなさい……」 クロエは立ち上がって扉の方へ歩いていく.。 クロエ 「……どうしたのですか？」 クロエ アルテナ 「おやすみなさい」 「お、お　やすみなさい」

キリカはあの時を思い出す。わたしも……今は言えるよ？


キリカに呼び止められてはっと振り返るアルテナ。
クロエにおやすみのキスをされてしまったアルテナ。
そのアルテナが次に願うものとは……
おやすみのキスを「してもらう」事。




『おやすみなさい』 　と　『おでこにキス』 　の続きになっています。

某所に投下させて頂いたネタが元になっています。


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